2008年5月23日金曜日

出会い

Jazzに出会ったのは高校一年、、、。もちろん以前から聞いてはいたが、よく解らないうるさい音楽程度の認識だった。その頃はビートルズ、ベンチャーズ全盛の時代。私も例に漏れずベンチャーズのテケテケテケにぞっこんの少年だった。小学校の頃は、田舎町の小さな楽器屋のショーウィンドウに飾ってあったエレキギターに見惚れて、学校帰りの道すがら、その楽器店の前をため息をつきながら通り過ぎていった記憶がある。当然にエレキギターなんて買えるお金もなく、叔父からもらったボロボロのギター にイヤホーンをくっつけてマイク代わりにし、真空管式ラジオなんて今時の人にはわからないだろうが、無理やり繋いで音を出すなんて芸当をやっていた。電気の知識もなく、時々感電しながらもエレキギターに魅せられた一心での探究心は、我ながらあっぱれだったと今は懐かしく思い出す。
さて、話をもどすが、高校時代にもうひとつ、重要な音楽の潮流が生まれていた。ボサノバである。この音楽が私とJAZZとの出会いを作ってくれた水先案内人であり、原点となった音楽である。

0 件のコメント: