2014年4月18日金曜日

故郷で待ち受けていたもの

1999年8月に家族(6人+猫一匹)で熊本へ帰郷。9月24日に九州を襲った台風18号は熊本にも大きな被害を残した。その頃は入居予定のマンション完成を待っている間、実家の裏にあった倉庫の二階を改造して住んでいたが、夜中に瓦の飛ぶ音が聞こえてきて、次第に建物全体が振動して揺れ始めた。あわてて家族全員を叩き起こして一階に止めていた車の中に避難したが、もし家が潰れていたら車もろとも全員ぺしゃんこになっていたかもしれない。今更ながら想像するだけで背筋が寒くなる。引っ越した矢先の強烈な台風の歓迎は、ただただ驚きと恐怖の一夜を鮮烈に脳裏に焼き付けた。今思えば、それはあたかも10年後に訪れるある出来事を暗示していたのかもしれない、、、、。それから3年程は、新しい仕事に慣れるのに必死でJazzとは縁のない日々を送っていた。そんなある日、一本の電話が鳴った。Jazzピアノのトラ(代役)を依頼する電話であった。
それを境に、火に油を注ぐが如く、一気に眠っていたJazzへの炎が燃え上がる事になる、、、。

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